私の転職経験

私はもともと、全国展開の飲食チェーン店で店長をしていました。

業務内容としましては、店舗の売り上げや在庫の管理から、アルバイトの採用から教育、従業員の労務管理、店舗でのオペレーションまで、店舗運営業務全般が仕事となります。

目の前のお客様から言われる「ありがとう」の言葉が嬉しいことはもちろんですが、自分の工夫次第で店舗の業績が伸びていったり、採用したアルバイトの成長を目の当たりにできる喜びというものは、この業界ならではのやりがいではないかと、個人的には感じています。

そのような中で、なぜ転職を決意したかといいますと、チェーン店というのは全国どこの店舗に行っても同じものを同じクオリティで提供し、お客様に安心してご利用いただくということが本質としてあります。

5年間の中で数店舗を異動し、新店の立ち上げも経験させてもらえたのですが、最終的には同一のサービスを提供できるよう店舗をマネジメントしていくということの繰り返しであり、新たなことに刺激を求める傾向にある私の性格としては、このルーティンの日常から得られる刺激が少なくなってしまいました。

もちろん、そのようなことをコツコツと繰り返しながら、お客様のことを考え、最高のサービスを提供している全国の数多くの店長さんがいらっしゃるお陰で成り立っている業界ですので、決してこの業界が悪いとかではなく、私の性格上の問題であることを誤解しないでいただきたいと思います。

この仕事を続けてきた中で、人を育てる楽しみと喜びを学びました。次は作った商品を提供する仕事ではなく、人の成長や人生の選択に携われるような仕事をしてみようと思い、転職活動を始めました。そこで出会ったのが、障害のある方の就労支援という仕事でした。

全くの畑違いの仕事であり、障害のある方といってもこれまで接した経験があまりないこと。福祉分野は給与面の待遇もあまりよくないため、年収は3桁単位で低くなること。このような懸念点もありましたが、上記のような思いから、悩むことなく障害福祉分野への転職を決意しました。

実際に転職をしてみてですが、正直わからないことだらけで仕事に慣れるのには苦労しました。勉強も相当必要でした。しかし、自分が何を目的に働くのかという部分を明確にした上での転職であったこともあり、また社会問題を解決するというような使命感みたいなものもあり、やりがいを感じながら取り組むことができたと思っております。

転職自体はネガティブなことだとは捉えていませんが、「なぜ転職をしたいのか・それはいまの職場では叶えられないのか」「自分は何のために働くのか」「それらは転職先で叶うのか」ということを明確にした上で転職できたことが、私にとってプラスな転職に繋がったと感じています。

いろいろ転職をしてきた私ですが、ドアーズホテルで働いたのが一番心に残っているというか、刺激を受けて成長させられたのではないかと思います。

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